レリクスは横スクロールアドベンチャーでおどろおどろしい不気味なグラフィックが特徴だ。
当時、僕が持っていたのはMSXというマシンで性能は当時の8ビットマシンの中でも最低クラスで原色バリバリでギザギザグラフィックのゲームが多かった。
このレリクスも例にもれず、ガクガクグラフィックなのだが中々雰囲気は出ていた。
ところで、このゲームのメディアがカセットテープなのである。
DVDなどに慣れた最近のゲーマーさんの中にはカセットテープでゲームを遊んでいた時代があったということを知らない人も多いと思う。
ドライブはデータレコーダーという装置でデータを読み込む。
記憶容量は確か数十キロバイト程度だったと思う。
DVDと比べると数十万分の1しかない。
なのに、その程度のデータを読み込むのにこのレリクスの場合、
だいたい30分もかかってしまうのだ〜〜〜!!
PS2などで採用されているDVDなどの光学式ディスクの数秒のゲームの読み込みでさえイライラすることもあるくらいなのにテープの読み込みときたら30分である。
そりゃあ、さぞかしイライラしたであろうと思われるであろう。
でも、意外とそんなことは無いのである。あまりにも長すぎてハナから諦めており、ロード中に漫画を読んだり、友達としゃべったり結構有意義にその時間を過ごしていた。
最近のセカセカした世の中を見ていると、こんな余裕が欲しいよなあと思ってしまう。いわゆるスローライフってやつ(違う?)
で、肝心のゲーム内容は、まず世界観もそうだが、主人公の設定が独特。
主人公は実態を持たないただの影なのだ。
ゲーム開始後、プレイヤーはその影を操作して舞台となる遺跡の中でうろついているキャラクターに乗り移らなければならない。
その後は、そのキャラクターを操作してゲームを進める。
途中、別のキャラクターを倒せば、それに乗り移ることになる。
グラフィック等は良く出来ており、当時にしてはデカいキャラクターが滑らかに動いているのには感動した記憶がある。(ただMSX版はそれなりだけどね(笑))
またゲーム開始時はこの世界に関する情報がほとんど無く、ゲームを進めることによって徐々に謎が明かされていくといった感じ。
これが、不気味で神秘的な世界観をより一層引き立てている。
ただ、このゲーム制作時は続編を出す前提で作られたようで、クリアしても、よくわからないまま終わってしまう。
続編が発売されなかったのが残念である。(ウインドウズでレリクス(Anthologyではない)が発売されているようですが、そこで、その後が語られているのかは僕はわかりません)
ところで、このテープ版のレリクス、ゲームを半分程度進めるとまたロードが始まる。もちろん
ロード時間は30分!!
で、その後、自分のキャラクターが死んでゲームオーバーになったら、
最初まで巻き戻して初めから!!
さすがに、当時の僕でも立ち直るまで時間がかかりました。
たなべんのこのゲームに対する評価85点
ゲーム情報
対応機種:MSX
メーカー:ボーステック
ジャンル:アクションアドベンチャー
定価 :5800円
発売日 :1986年
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